音楽史トライアル(現代)

フィリップ・グラス

アメリカの作曲家フィリップ・グラス(1937~)は、ジュリアード音楽院を卒業後、パリでナディア・ブーランジェに学んだ。その時期に、シタールの奏者として有名なに出会い、インド音楽に興味をもつ。ニューヨークに戻ってからは、マブ・マインズという劇団の専属作曲家となり、劇場のための音楽の創作に心血を注いだ。彼が、演出家のや、振付家のルシンダ・チャイルズと組んで1976年に発表した最初のオペラが、《浜辺の》である。