全6曲からなるバッハの《ブランデンブルク協奏曲》は多彩な楽器編成で書かれている。たとえば、第1番はホルンやオーボエなどの管楽器に弦楽と通奏低音。2番はリコーダーとオーボエと Select... ホルン トランペット トロンボーン テューバ 、ヴァイオリン独奏に合奏。第3番はヴァイオリンとヴィオラ、チェロ各3と通奏低音である。楽章構成も多様だ。因みに第3番は Select... 変奏曲形式 リトルネッロ形式 ソナタ形式 古典形式 の第1楽章とジーグ風の終楽章の間に、二つの和音だけが置かれているだけで、二つ目の和音(シ、♯レ、♯ファ)が明るい響きの独特な効果を生んでいる。このような終わり方を Select... ランディーニ終止 フリギア終止 アーメン終止 完全終止 という。