音楽史トライアル(バロック)

ヘンデル~メサイア

ヘンデルのオラトリオ《メサイア》は1742年にで初演された。新約・旧約聖書から聖句を自由に選び、救世主の到来の予言から降誕、受難、復活、栄光までを描いた大作だ。全部で部からなり、ソリストと合唱、管弦楽、チェンバロ、オルガンで演奏される。有名な合唱曲は第2部の終曲。聖書の『ヨハネ黙示録』によるテキストにより、受難後の救世主の勝利が合唱と管弦楽で高らかに歌われる。