ロック、ポップス、ジャズでは「コード」が演奏のキーポイントになる。
音符を読んでその通りに演奏する技術も当然必要であるが、よりクリエイティブであるためには「コード」から自分独自の演奏を引き出す能力が不可欠。
3和音以上の和声のこと。
音名を表すアルファベットA~Gと数字や記号の組み合わせで表記される。
コードはスケール(音階)上の音の組み合わせで成り立っている。
・C major scale(ハ長調長音階)の1.3.5番目の音を組み合わせたコードが「C」。
・この時1番目の「ド」の音と3番目の「ミ」の音程差は長3度、3番目の「ミ」と5番目の「ソ」の音程差は短3度。
・「C」のコードにスケール上7番目の音「シ」を加えた4和音が「C△7(Cメジャーセブンス)」。
・この時1番目「ド」と7番目「シ」の音程差は長7度。
・A natural minor scale(イ短調自然短音階)の1.3.5番目の音を組み合わせたコードが「Am」。
・この時1番目の「ラ」の音と3番目の「ド」の音程差は短3度、3番目の「ド」と5番目の「ミ」の音程差は長3度。
メジャーコードとは逆になる。
・「Am」のコードにスケール上7番目の音「ソ」を加えた4和音が「Am7(Aマイナーセブンス)」。
・この時1番目「ラ」と7番目「ソ」の音程差は短7度。