オーボエとクラリネットは音を聴くとすぐに違いがわかるのですが、見た目だけですと最初はわかりにくいですよね。
オーボエ(Oboe)
クラリネット(Clarinet)
・楽器の先端(奏者の口元の方)
・楽器の下方の部分
・表面についているキーや部品の量
これらに気をつけてみるとわかります。
・楽器の先端がストローのように細くなっているのはオーボエ。
・楽器の下方(ベルと呼ばれる)がゆったり広がっているのはクラリネット。
・細かい部品が狭いところにいっぱいついているのはオーボエ。
オーボエ、クラリネット、ファゴットの先端部分には“リード”とよばれるものを取り付けます。植物の葦(アシ)からできているこのリードをシングル(1枚で使う)かダブル(2枚あわせたものを使う)で使います。
クラリネットはシングル、オーボエとファゴットはダブルリードです。フルートはリードを使いません。
オーボエのリード取り付け部
オーボエのリード
2枚のリードの隙間
クラリネットのリード取り付け部
クラリネットのリード
先端は非常に薄い
このリードの形でオーボエとクラリネットの見分けがつくわけです。